宇宙の片隅の記

まだ動けない

今まで乗った車やバイクといった乗り物など(前篇)

最近はずっとバイクのレストアにかまけていて、その他のことがまったく手についていませんでした。このブログは一応バイクブログですので、私が乗ってきた乗り物のことなどを書いてみます。

私は四輪から二輪に転向した人間なので今は四輪車を所有していませんが、もともと最初に乗っていたのは車です。田舎なので18歳になると当然のように免許を取りにいかされ、免許を取った後は母親のダイハツ オプティに乗っていました。その後バイト先の先輩が走り屋的なことをしていてそれに感化されてしまったのか、私もスポーツタイプの車が欲しくなりました。そして私はRX-7(FD)というマジモンのスポーツカーを中古で買ってしまったのでした。

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(初期系のアンフィニRX-7で255馬力だった。色はこの写真と同じ赤でした。エンブレムがマツダよりカッコイイ)

ロータリーエンジンはすこぶる燃費が悪いことで有名ですが、RX-7はターボそれにハイオク指定という極悪仕様です。私は燃費を気にしながら、なるべくターボをかけずに乗っていたりしました。ですがその後廃車にしてしまいました。。。

次の車はその数年後、雑誌のカーセンサーを見て埼玉の春日部に買いに行きました。ロードスター(NA)です。
当時の友人にロードスターが欲しいと言ったらあんなの買うのかとか言われましたが、当時すでに世界的名車との定評のあったロードスターですが田舎の走り屋系車が好きな向きからの評価はとても低かったのです。私は手ごろで楽しい車がほしく、RX-7の燃費の悪さにも懲りていたのでロードスターしかないと思いました。
さて私が春日部に見に行ったロードスターは走行距離が6万か7万キロくらいだったかと思いますが、社外マフラー、社外フロントバンパーにロールバー、車高調サスかどうかわからないが車高を下げていて、スーパーチャージャー付き、更にフェンダーを少し叩いて出しているということでした。といっても外見はいかついものではなく色はシルバーで落ち着いた感じです。
私は購入を決めました。当時は中古自動車屋に格安で買えるNAロードスターがそこらへんにごろごろしていて、今は中古市場で昔の国産スポーツカーが高騰しているといいますが、実にこんな車が中古自動車屋で30万円もせずに買えてしまった時代があったのです。

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さてロードスターは評判通り大変いい車で、パワーはないもののRX-7よりずっと扱いやすいものです。けっこう幌を開けてオープンにして走ってました。ノーマルでは可愛い感じのロードスターですが、社外バンパーがついていると引き締まって格好よく見えます。1枚も写真がないのが残念ですが、、、燃費もRX-7よりは全然よく、抜けの良いマフラーが楽しくスパンスパン言わせていました。
ですがこのロードスターも私が再び東京に行っている間に廃車にされてしまったのでした。。。
思えば残念です。今ヤフオクで売れば確実に買った値段くらいは付くのではないかと思います。

その後は父親カローラフィールダーを譲り受けました。実はこのフィールダーでした旅がRX-7ロードスターの頃よりも楽しく、思い出に残っています。RX-7ロードスターでの旅は疲れたことは記憶にあるのですが、それ以外の記憶があまりありません。フィールダーではよく宿代を浮かすために車中泊をしていて、それが楽しかったのです。ロードスター車中泊を試みたことがあったのですが(トランクの上のスペースにまるまって寝る!)、どうやったって快適にはなりません。

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(初代フィールダー。これも自分で撮った写真はない。色はシルバーでドノーマル)

冬新年が開けたすぐのころ、京都に行ったことが思い出に残っています。どういうわけか滋賀に着いた時からあたり一面雪景色になっていました。大津のロイヤルホストで休憩後、京都に向かおうとしたら国道1号は異様な渋滞です。数分に車一台分がやっと進むような感じで、私は国道161から京都に侵入を試みました。途中雪にタイヤがはまった車を皆で押してやっている光景が見られました。国道161へ行くルートも少し混んでいたのですが止まっている間後ろの車のおじさんが降りてやってきて「この先の坂道で止まったらあかんで、一気に登っていけ」といったことを教えてくれました。少し雪にタイヤを取られながらもアクセルをふかし、なんとか京都の伏見区に着いたときは裏口から京都の街に侵入したような感覚で、私は不思議な感慨に浸ったのでした。
東から行くと伏見区は坂に挟まれた京都の玄関口のような感じで、次は京都の市街地に向かいます。途中の坂道では雪のため何台もの車が立ち往生していました。私の車は使い古したスタッドレスタイヤを普通のタイヤとしてそのまま履いていたので、たとえ古いタイヤでも雪道では何とか走れたのでした。
次の日は伏見稲荷神社に行きました。伏見稲荷神社を検索すると有名な鳥居の並んでいる画像が出てきますが、そこも確かにいいのですが山の上のほうはもっと楽しいのです。小さな鳥居が山のところにいくつも置かれています。もう鳥居鳥居鳥居鳥居です。蝋燭の火は灯り雪の溶け残る光景は本当に幻想的で、そこはまるで異世界に続く地獄の山のようでした。さてその後もフィールダーはずっと活躍していたのですが、しかし次の車検を取るのは金がかかってしまうということで、十万キロ代後半を走ったところで再び廃車になりました……

その後は田舎で車のない生活をしていたのですが、やはり不便です。そんな時二輪免許を取りその後ホンダフュージョンに乗っている栃木の友人から原付のDio(4サイクルのモデル)をもらえることになりました。
宇都宮まで取りに行ったのですが、ほとんど初めてバイクに乗ってみてわかったのはとにかく寒い!ということ。宇都宮から乗って帰ったのですが、それはそれは苦行としか言いようのないものでした。無理をせず途中会津若松で一泊するべきだったのですが、そのまま自宅に向け国道49号を直行したのです。
新潟に入ってからは雨に打たれながらも走り、家に着いたころには今までに経験したことのない苦痛を経験しました。寒さというのはなかなか取れないもので、体を温めるために風呂に入りながら一人で訳の分からない言葉をわめいてました。低体温症になってしまうところだったのかもしれません。

さて原付は大変便利なものでした。何よりもよかったのは燃費が大変良いことで、4ストなのでリッター40km以上は走れます。今まで何度か原付はいいんじゃないかと思ったことがあったのですが、こんな便利ならもっと早く乗っているべきだと思いました。田舎では原付やバイクを足に使うという発想がほとんどなく、都会にいたときも乗っていなかったのです。
ですが50ccの原付(一種)ならではの問題もあります。言わずと知れた30km/h制限に交差点での二段階右折です。交通量の多い片側二車線の道を常用するし、家に帰るときはその国道を右折するのですが、そこにはなんと原付二段階右折禁止(!)の標識があるためなんとか右車線に車線変更しそこからは後続の車を気にしながら命からがら右折するのです!
他にもある原付の問題として側道を走るため道に落ちている色々なゴミを踏んでパンクしやすく、パンクは二回経験してしまいました。そのため原付の制限から解放される原付二種が欲しいという欲求は高まりました。免許を取得するには試験場の一発試験というのがあると知ったのですがこれはあきらめ、普通二輪免許を教習所で取ることにしました。普通自動車免許を持っていれば9万円くらいで取れるらしい。

どういうわけか神奈川にいくことになりました。どこまでも無謀で馬鹿な私は、夜中に原付のDio三国峠を越えました。後ろから車が来たら(といってもほとんど走っている車はいないけど)トンネルの中で左ウインカーをつけやりすごすのです!怖いです。ほんとに。峠では霧がかかっていたため濡れた格好になり、途中ローソンによった時は店員の人に物珍しい目で見られました。
埼玉に入り小雨が降り始め、熊谷バイパスの終わるところでおかしなふうにブレーキをかけて転倒してしまいました。ボロボロになりながらも出発した次の日の朝に神奈川に辿り着き、その日のうちに教習所に行きました。本当にバカです。長旅で疲れ体力がないため教習車のCB400が異常に重く、車体を倒れた状態から起こす授業で苦労して、その後免許が取れるかどうか自信を喪失しました。
ですが原付に乗りながらも教習所に通い、ギアチェンジとかは下手だったものの、本試験は95点で無事クリアできました。

さて免許を取って欲しいバイクはホンダPCX150でした。原付並に燃費がよく、150ccで高速にも乗れる乗り物に憧れがあったのでした。
このバイクはタイで生産されていたのですが、タイ仕様のカラーがよく、ネットで売っているバイク屋を探しました。ですがもう生産されていないということでその後アフターパーツでインナーカウルを変えることにし、普通の白を買いました。買ったばかりのころは楽しく、夜中無意味に街中を走ったりしてました。

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(Before  東京ゲートブリッジに初日の出を見に行く途中)

PCX150には大変満足でしたが、原付からの乗り換えなのでもっと強烈な加速をすると思ったもののさすがに150cc程度でそれはありません。私はPCXをもっと速くするべく改造をし始めました。プーリーを変えウエイトローラーを軽くしネットを見ながら試行錯誤していたのですが素人ならではのトラブルもありました。プーリーのセンターナットの締め付けトルク不足でプーリーを融かしてシャフトに固着させて外れなくさせたりしました(結局バイク屋まで車体を引いていきなんとかなったのですが)。

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(After 高山にて この後マフラーとリアサスを変えました)

PCXでは以前ロードスターでも行ったことのある伊豆に行きました。それ以降は伊豆が相当に気に入ってしまい、今でも暇があれば一年中行きたい場所だったりします。実に伊豆は二輪で行くべき場所だと思いました。伊豆で感じたのは圧倒的な海と空の視界の広さで、それは二輪でないとわからないものだったのです(それに四輪だと駐車料金が一日設定のために高く、目的の場所に行くため少し止めるだけなのに無駄に料金を取られたりする)

そんなふうにPCXと二輪ライフを楽しんでいたのですが初心運転期間中に二回軽微な違反をしてしまい、初心運転者講習を受けなければいけないことになってしまいました。家に来た通知のハガキを見るとなんと18200円も取られます。なんとか抜け道はないかと情報を探すと、次の免許更新前に上位免許の大型二輪免許を取得すればいい、ということを知りました。だったらそっちに金入れるよりもいっそ大型免許取ったほうが安いじゃん!と思い、初心運転者講習をすっぽかしました。私はだって18200円引きで大型免許が取れるんだよ?という計算をしました。きっと死んでも治らないのでしょう。
そんな経緯で否応なしに取ることになった大型免許ですが、今度こそ試験場の一発試験で取れないかと考えました。地元の試験場では千円くらいで試走ができるのでしてみましたが、やはりずっとATのスクーターに乗っていた人間が大型ナナハンで試験をクリアするのは厳しいと感じました。となれば一般の教習所しかありませんが、ずっと目を付けていたのは京都のデルタ伏見教習所です。ここは二輪専門の教習所として有名で、四輪と一緒の教習所よりもかなり格安で取得することができます。だったら京都観光と同時に行ってしまえ、と私は京都まで免許を取りに行くことにしました。バカにつける薬はありません。乗りもの遍歴を語っているだけなのに何故か自分の人生の恥を公開している気がしてきますが、、、

(続きます)